世界に飛び立つ人たちへ、荷物とともにエールを届ける
さまざまな「ユナイテッドの人」の声をお届けする「空が綴る絆」シリーズ。
第3回目にご紹介するのは、ランプサービス(運航業務部)で手荷物や貨物を扱う長野 英紀(ながの ひでのり)さん。
自身の仕事との向き合い方や、これから世界へ羽ばたこうとする人たちへのメッセージをなど、入社のきっかけになったアメリカ旅行を振り返りながら語ってもらいました。
ユナイテッド航空ランプサービス / Hidenori Nagano
旅行とのユニークな関わりかた
旅行会社を経て航空会社へ。旅行好きだからか、気づけばずっと関連のある仕事をしてきました。現在所属しているランプサービスでは、手荷物や貨物の搭載が主な業務です。飛行機に乗るモノの対応。お客様の目に触れないことも多く、比較的ユニークな仕事と言えるのではないでしょうか。最初は自分にとっても未知の世界でしたが、やったことのないことに挑戦すること。かといって勢いのままあれこれ手を出すのではなく、一度始めたことには長い目で先を見つつ、じっくり向き合うこと。この二つを大切にしてきて今に至ります。
ランプサービスでは、モノを運ぶ始点と終点の状況に合わせて臨機応変に動き方を変えなければならず、一人ひとりが速やかに動くことはもちろん、全体で効率的に動くためのチームワークも欠かせません。安全がすべての前提にあるので、スピードを重視しつつも入念にと、なかなか難しいバランスですが、まさに専門性が問われるところだと思います。
ユナイテッドに入社して28年目、ランプ室の前にて。幼少期はこの仕事に就くとは想像もしていなかった
目の前の荷物の先にあるもの
仕事柄かなり体力が求められますが、休むときはしっかりと休み、仕事もプライベートも充実させることができています。もちろん、大好きな旅行に行くことも。これはメリハリという意味でも、仕事に活かせるインプットができるという意味でも、大切なことだと感じています。お客様の立場を忘れないことで、日々向き合っているモノの先を見失わずにいられるんです。
自分が運んでいるこの荷物の延長線上に、誰かの旅がある。そんな想像力が、責任感とともに充実感を与えてくれます。どんな旅にも「人と荷物が飛行機に乗って目的地に到着する」というあたりまえが存在する。それを確実に実現することこそが、私たちのサービスなのだと思います。
日々、さまざまな機材を使って荷物や貨物の降搭載の作業に力を注ぐ
フライトを実現する見えない歯車
「あたりまえ」は、受ける側にとっては気づかない程度のことですが、提供する側にとっては一定の成果を出しつづけるという腕の見せどころです。ランプサービスでは、特に定時性にこだわりを持って取り組んでいます。成田空港ではお乗り継ぎをされるお客様が多く、乗り継ぎの時間がタイトな場合がほとんど。飛行機の遅れは取り戻せないけれど、その後のつなぎ方しだいでリカバーできるかもしれない。大切な荷物を目的地まで確実に届けることで、お客様の旅行が少しでもスムーズなものになるよう、日々努めています。人目に触れることの少ない業務でも、時間という数字を結果として残せることには達成感がありますね。
でもすべては、ランプサービス内でのチームワークだけでなく、整備部やカスタマーサービスなど、数多くの部署との連携があってこそ。「飛行機を飛ばす」という共通のゴールに向かって見えない歯車が協力し合いながら各所で動いているからこそ実現するのです。
同じ職場の豊田さんと搭載書類の確認中
飛行機で世界に飛び出して
本社のあるシカゴの空港でユナイテッド航空機がずらっと並んでいるのを見たり、レーダーアプリなどで「ユナイテッド」と選択すると世界各地の隅々まで飛んでいるのが可視化されたり。自分が勤める会社の飛行機が、世界中を飛び回っている。お客様の視点になってみるのもそうですが、普段とは違う角度から自分の仕事を見てみると、新鮮で誇らしい気持ちになります。
飛行機は、世界に飛び出すための手段。自分が担当した手荷物を持ったお客様が、勢いよく海外に飛び出して、「この都市いいな」とか「いつかここで働きたいな」なんて思う。日本人がどんどん世界へ出て国際的に動くようになる、そのお手伝いができればいいなと願っています。
グランドキャニオンや、ロサンゼルスのグリフィス天文台から見た夜景。かなり前ですが、自分の旅行先での忘れられない光景です。若いころに見るもの感じるものは、その後の人生に大きな影響を与えるし、エネルギーや夢そのものになるかもしれない。だから特に若い人たちには、日本にいるだけでなく世界に飛び出して、インパクトを肌で味わってほしい。逆に日本の良さを発見することもありますしね。世界中にネットワークを広げるユナイテッドに乗って刺激的な経験を積んでいただければと願っています。
手荷物、貨物の搭載を無事に完了し、離陸に向かうボーイング777型機を背にして
ユナイテッドでは、他にもたくさんのメンバーが世界中で働いています。次回の「空が綴る絆」を、どうぞお楽しみに!
ユナイテッド航空ランプサービス / Hidenori Nagano
旅行とのユニークな関わりかた
旅行会社を経て航空会社へ。旅行好きだからか、気づけばずっと関連のある仕事をしてきました。現在所属しているランプサービスでは、手荷物や貨物の搭載が主な業務です。飛行機に乗るモノの対応。お客様の目に触れないことも多く、比較的ユニークな仕事と言えるのではないでしょうか。最初は自分にとっても未知の世界でしたが、やったことのないことに挑戦すること。かといって勢いのままあれこれ手を出すのではなく、一度始めたことには長い目で先を見つつ、じっくり向き合うこと。この二つを大切にしてきて今に至ります。
ランプサービスでは、モノを運ぶ始点と終点の状況に合わせて臨機応変に動き方を変えなければならず、一人ひとりが速やかに動くことはもちろん、全体で効率的に動くためのチームワークも欠かせません。安全がすべての前提にあるので、スピードを重視しつつも入念にと、なかなか難しいバランスですが、まさに専門性が問われるところだと思います。
ユナイテッドに入社して28年目、ランプ室の前にて。幼少期はこの仕事に就くとは想像もしていなかった
目の前の荷物の先にあるもの
仕事柄かなり体力が求められますが、休むときはしっかりと休み、仕事もプライベートも充実させることができています。もちろん、大好きな旅行に行くことも。これはメリハリという意味でも、仕事に活かせるインプットができるという意味でも、大切なことだと感じています。お客様の立場を忘れないことで、日々向き合っているモノの先を見失わずにいられるんです。
自分が運んでいるこの荷物の延長線上に、誰かの旅がある。そんな想像力が、責任感とともに充実感を与えてくれます。どんな旅にも「人と荷物が飛行機に乗って目的地に到着する」というあたりまえが存在する。それを確実に実現することこそが、私たちのサービスなのだと思います。
日々、さまざまな機材を使って荷物や貨物の降搭載の作業に力を注ぐ
フライトを実現する見えない歯車
「あたりまえ」は、受ける側にとっては気づかない程度のことですが、提供する側にとっては一定の成果を出しつづけるという腕の見せどころです。ランプサービスでは、特に定時性にこだわりを持って取り組んでいます。成田空港ではお乗り継ぎをされるお客様が多く、乗り継ぎの時間がタイトな場合がほとんど。飛行機の遅れは取り戻せないけれど、その後のつなぎ方しだいでリカバーできるかもしれない。大切な荷物を目的地まで確実に届けることで、お客様の旅行が少しでもスムーズなものになるよう、日々努めています。人目に触れることの少ない業務でも、時間という数字を結果として残せることには達成感がありますね。
でもすべては、ランプサービス内でのチームワークだけでなく、整備部やカスタマーサービスなど、数多くの部署との連携があってこそ。「飛行機を飛ばす」という共通のゴールに向かって見えない歯車が協力し合いながら各所で動いているからこそ実現するのです。
同じ職場の豊田さんと搭載書類の確認中
飛行機で世界に飛び出して
本社のあるシカゴの空港でユナイテッド航空機がずらっと並んでいるのを見たり、レーダーアプリなどで「ユナイテッド」と選択すると世界各地の隅々まで飛んでいるのが可視化されたり。自分が勤める会社の飛行機が、世界中を飛び回っている。お客様の視点になってみるのもそうですが、普段とは違う角度から自分の仕事を見てみると、新鮮で誇らしい気持ちになります。
飛行機は、世界に飛び出すための手段。自分が担当した手荷物を持ったお客様が、勢いよく海外に飛び出して、「この都市いいな」とか「いつかここで働きたいな」なんて思う。日本人がどんどん世界へ出て国際的に動くようになる、そのお手伝いができればいいなと願っています。
グランドキャニオンや、ロサンゼルスのグリフィス天文台から見た夜景。かなり前ですが、自分の旅行先での忘れられない光景です。若いころに見るもの感じるものは、その後の人生に大きな影響を与えるし、エネルギーや夢そのものになるかもしれない。だから特に若い人たちには、日本にいるだけでなく世界に飛び出して、インパクトを肌で味わってほしい。逆に日本の良さを発見することもありますしね。世界中にネットワークを広げるユナイテッドに乗って刺激的な経験を積んでいただければと願っています。
手荷物、貨物の搭載を無事に完了し、離陸に向かうボーイング777型機を背にして
ユナイテッドでは、他にもたくさんのメンバーが世界中で働いています。次回の「空が綴る絆」を、どうぞお楽しみに!