小児がんなど重度の病気で入院している子どもと、その家族のための支援を行っているNPO法人『シャイン・オン!キッズ』。ユナイテッドでは、この活動をダイヤモンド・スポンサーとして10年以上にわたりサポートしています。

『シャイン・オン!キッズ』の活動のひとつである『ファシリティドッグ・プログラム』は現在国内3病院で展開されています。今回、将来のファシリティドッグ、ラブラドールレトリーバーのマサくんとゴールデンレトリバーのタイくんが、ユナイテッド航空の東京オフィスに来てくれました!

ユナイテッドに来訪したタイくん(左)とマサくん(右)

マサくんとタイくんといっしょにファシリティドッグについて学ぶ

ユナイテッドの社員は、まず2匹と一緒に『ファシリティドッグ・プログラム』についての講義を受けました。ファシリティドッグとは、病院に常勤する犬と触れ合うことで、入院中の子どもたちのさまざまなストレスや不安を軽減させるプログラムです。その効果は科学的にも証明されてきています。講義では、実際にファシリティドッグの治療を受けた子供たちの様子や体験談などをスクリーンで投影しながら、一般的なセラピードッグとの違いを学びました。

ファシリティドッグは、定期的に病院を訪れるセラピードッグとは異なり、ひとつの病院に"勤務"するスタッフとして働いています。

毎日同じオフィスに勤務することで、患者個人のニーズに合わせた対応を行うことができるようになります。そして、1匹の犬と多くの時間を過ごすことで、子どもたちへの信頼や安心感をつくるのです。さらに、"ハンドラー"と呼ばれるファシリティドッグのホストには、必ず医療資格を持った者があたります。飼育方法も特殊で、一般的なペットとして生まれた子から選ばれるのではなく、気質や健康面で厳密にスクリーニングされた子だけがファシリティドックとして活躍できるのだそう。

そして、これらの育成には専門的な知識、あわせて多くの時間と費用を要します。

ユナイテッドのサポートに感謝する『シャイン・オン・キッズ』理事長キンバリー・フォーサイス氏

講義には『シャイン・オン!キッズ』の理事長であるキンバリー・フォーサイス氏も登壇。彼女自身も、2歳を待たずしてお子さんを急性リンパ性白血病で亡くした過去を持ち、その経験から『シャイン・オン!キッズ』の前身であるタイラー基金を立ち上げました。

フォーサイス氏いわく、2007年から長年にわたり関係を築いてきたユナイテッドは『シャイン・オン!キッズ』にとって重要なパートナーのひとつ。これまでの協力にとても感謝をしているそうです。また今回、自分達の活動の重要な役割を占めるファシリティドッグ・プログラムを、ユナイテッドの社員に紹介する機会を得られて光栄に思うと笑顔で語ってくださいました。

講義後には、わんちゃんたちとのふれあいタイム!

講義終了後には、実際にわんちゃんたちとふれあう時間が設けられました。

病院では子どもたちの部屋を訪問して、体をさわったり撫でてもらいます。実際の仕事と同じように、オフィスの各部署を巡りながらユナイテッドの社員たちとふれあいました。

みんなはじめは遠慮がちでしたが、マサくんとタイくんに触れ合うことで自然と笑顔があふれていきました。病気に打ち勝つために大切なのはポジティブな気持ち。彼らは子どもたちだけでなく、付き添っているご家族や病院スタッフにも大きな支えとなっているのです。

愛嬌たっぷりのタイくんはカメラにだって興味津々。物怖じしません。


みんなが話を聞いている間のマサくん。ちょっと眠そう・・・でも仕事なのでガマンです。


ファシリティドッグへの理解を深め、今後のサポートに取り組む

講義を終えた後、集合写真を撮って訪問活動は終了。ユナイテッドの社員に感想を聞きました。みんなすっかりマサくんとタイくんの虜になったようで、口をそろえて「癒される」とコメント。活動に対しての理解も深まった様子でした。大変な環境にいる子どもたちの支えになっていることを、身をもって感じられたようです。

2019年8月には、東京都立小児総合医療センターで全国で3例目、都内では初となるファシリティドッグが導入されました。まだまだ前例が少なく、医療現場という特殊な場での理解を得ることが難しいことに加え、活動の知名度も十分ではないため、実現までには大変な努力を必要とします。しかし、彼らの仕事の重要性が認知されるにつれて、これからさらに活躍の場も広がってくるでしょう。
活動に興味を「持っていただいた方は『シャイン・オン!キッズ』の公式サイトより活動内容をご覧いただき、寄付でご支援いただければと思います。http://sokids.org/ja/